Inflatable Board

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SUPに関するノウハウと、Folding Kayakで培ったノウハウを併せ持つCetusは、インフレータブルSUPのスペシャリティーと自負しています。

インフレータブルボードはハードボードの代替ではなく、インフレータブルボードにはインフレータブルならではの魅力が多々あります

しかし、数多くのメーカー・ブランドが乱立しているような状態の現在、一見似て見えても性能や耐久性などは大きく差が開いてきています。道具の選択を誤ると楽しくないだけでなく、非常に危険でもあります。

色々試した中で、Cetusが最終的に行き着いたのはRed Paddleです!

インフレータブルボードの魅力

インフレータブルボードは空気を入れて膨らますボードです。空気を抜けばたたむことができます。

しかし、大きなボードを置く場所がないとか、持っている車ではボードが積めないからと言った、妥協や消極的な理由でインフレータブルボードを選ぶのは残念です。

特徴・特性を活かした積極的な使い方をしてこそ魅力がクローズアップするのがインフレータブルボードです。

どこにでも持って行ける

たためば電車でもバスでも飛行機でも運ぶことができます。その先の徒歩でしか進むことのできない道は背負って運ぶことができます。

  • 現在、長いボードを航空機で運搬するのは難しく、現実的には10ft以上のボードは無理なケースも少なくない。しかし、インフレータブルなら14ftのレースボードでも、13´2˝の本格派長距離ツーリングボードでも問題なく飛行機の手荷物として持って行くことができる。
  • 離島へ行ってキャンプツーリングをする」「前人未踏のブレイクを求めてアドベンチャーなサーフトリップに出かける」などといった使い方ができるのはインフレータブルボードならでは。

インフレータブルでサーフィン

「インフレータブルではまともなサーフィンはできない。」と言い切る人もいます。確かにそんなボードが多いのも事実です。

しかし、少なくともRed PaddleのWhip 8´10 ˝ やRide 9´8 ˝ は違います。「十分まともにサーフィンが楽しめるボード」です。

ワンウェイパドリング

電車やバスで運ぶことができるので、出発地点にパドリングして戻る必要はありません。着いたところでたためば電車やバスで戻ったり、そのまま帰ることができます。

  • 単純計算で同じ時間で倍の距離を進むことができる(同じところを往復する必要がないから)。
  • 風や潮流に逆らって無理してパドリングする必要がない。
  • 状況や体調が変化したら無理して戻らず、安全な場所に上陸して陸路で戻ることができる。
  • 片道パドリング、片道フェリーで海峡横断(島渡り)ができる。
  • 車の回送なしで川下りができる。

Paddle & Ride Tour

これらはCetusが長年フォールディングカヤックで実践し、推奨してきた使い方ですが、インフレータブルのツーリング用ボードが登場したことにより、より一層身軽(フォールディングカヤックより軽く小さく、組み立て分解に手間も時間も要しない。)に動けるようになりました。

安全性が高い

他人や自分にボードがぶつかった時の衝撃がハードボードよりずっと低いのは、インフレータブルボードの大きなアドバンテージの一つです。

また、状況が悪くなれば安全な場所に上陸し、ボードをたたんでしまうことができます。無理して戻ろうとするなどの危険な行動を抑止する効果もあります。

全てのインフレータブルボードが安全性が高いという意味ではありません。低品質なインフレータブルボードは使用中にバーストする可能性などもあり、安全性は高くありません

インフレータブルボードの選び方

選び方を説明する前に

インフレータブルボードは歴史が浅く、まだまだ発展途上ですが、現在数多くのメーカー・ブランドが乱立しているような状態です。

冒頭にも書きました通り、インフレータブルボードは一見似て見えても性能や耐久性に大きな差があります。

選択や使い方を誤ると大変危険で、他人に多大な迷惑をかける(事故を起こすと多くの人が迷惑を被ります)ことにもなります。

似て比なる物が氾濫し、事故も度々起きている(その多くが通販やホームセンターのようなところで購入された廉価品のインフレータブルボードによるものが多いようです)現在、「とにかくインフレータブルSUPは良い!」と言うことなどできません。最初にちょっとポジティブではないことも書いておきます。

  • 「手軽」の意味を履き違えないでください。ヒトは陸棲の動物です。水を舐めてかかると非常に危険です。
  • 「初心者だから低価格なもので良い」は大きな間違いです。使用中に水上でバーストしたり空気が抜けてしまうようなことも実際にあります。不慣れな人こそ、そんなボードを選んでしまったら大変危険です。
  • 最高水準で製造されているRed Paddleでさえ空気漏れやバーストの可能性が0とは言えませんが、毎年進化し続けているRed Paddleと、古い基準のまま製造されているボードや所謂安物とではその確率が全く違います。
  • 何も専門知識のない量販店や通販専門業者もインフレータブルボードを販売していますが、正しい使い方の説明もしない(できない)業者から購入するのも危険です。専門知識を持った販売店(当店に限らず)から購入し、正しい使い方や安全についてアドバイスを受けた上で水の上に出てください
Red Paddleは5年保証です。

メーカーの立場からしたら、できれば無償の保証などしたくないと考えるのが当然です。要するに「5年も保証できる」ことは「品質への大きな自信の表れ」と捉えることができます。

言い換えれば5年間保証を受けられることが本当の魅力なのではなく、少なくとも5年間は問題など生じないと信じて世に送り出された製品であることが魅力なのです。そして、それがRed Paddleを選ぶ大きなメリットとなっています。

インフレータブルボードの構造

インフレータブルボードがエアマットのように柔らかく丸みを帯びた形にならず、硬く平らな板状になる理由を簡単に説明すると、内部が上下に無数の糸で繋がれた仕組みになっているからです。これをドロップステッチ工法と呼びます。これがインフレータブルボードの核心部分で、この基本的な仕組み自体はどのボードも同じです。

しかし、このドロップステッチの糸の品質や本数や密度、間隔、繋ぎ方などはメーカーによって異なります。外から見ても普通は全くわからない(わかる人にはある程度見抜けてしまいます)部分ですが、まずはここで品質に差が現れます。

安価に作ろうとするならドロップステッチの密度を低くし、糸や繋ぎ方などの質を落とせば良いわけです。しかし、そうすれば当然剛性は低くなり、耐久性も落ちることになります。もちろんRed Paddleはその反対のことをやっていますので、極端に安価に作ることなどできません。

耐久性は乗ってすぐにわかることではありませんが、剛性感などは乗ってみれば一目瞭然の違いを感じます。

そして、Red Paddleの場合は、上の図の通りこのドロップステッチのコア(芯材)の部分と外皮は別にあり、最もストレスのかかるコアの上下は、接着剤ではなく、溶着によって接合されています。そしての上に外皮が被さり、さらに上下の接合部分には二重の補強がプラスされています。

安く作るには、ドロップステッチに続きここでコストを抑えることができます。溶着はせず全て接着剤で接合します。そして接着剤の質を落としても、接合にかける時間や手間を省いても外観からはわかりません。補強を減らせばわかる人にはわかってしまいますが、一般的にはわかりにくい部分です。こうすれば安価にインフレータブルボードを作ることができます。

殆どのメーカーのインフレータブルボードが、空気圧は最高で15psi、またはそれ以下しか入れられないものもある中、Red Paddleは逆に15psi以上を推奨し、標準を18psiに設定(標準ですからそれ以上耐えられます)しています。

あまり気圧を高くしても剛性が変わらないといった意見もありますが、やはり13psiしか入っていないのと18psi入っているのとでは、乗った感じが大きく異なります。そして、耐えられる気圧が高く作られている方が耐久性が高く、安全性も高くなるのは当然です。

造形について

用途に合った高性能なボードを作るには、まずは高いデザイン力が必要ですが、当然ながらSUPをよくわかっている人でなければそれはできません。そしてそれを綺麗に正確に形にするには、高い技術力と手間と時間を要します。

真似をして、SUPに乗ったこともないような人達が素人目にはSUPに見える形の物を作るのは比較的簡単です。しかし、もちろん違いは性能に顕著に表れます。

Red Paddleのボードは用途に合った形に繊細にデザインされ、個体差がなく正確な形状に仕上げられています。

選び方のポイント

上に書いたような基本的な品質がしっかりしていなければならないのは当然ですが、その上で、

  • 乗り手に合った十分な安定性が得られること
  • やりたいこと、用途に合ったタイプのボードであること

この二つが最も重要です。やりたいことに合っていないタイプのボードを選んでも良いことはありませんが、背伸びしたレベルのボードを選んでも楽しめないだけでなく、むしろ上達が阻まれるだけです。まずはちゃんと乗れるボード自分のやりたいことに合ったタイプのボードを選びましょう。これはインフレータブルボードに限ったことではなく、ハードボードにも共通する基本事項です。

以下は、Red Paddleのウェブサイトに掲載されているボード選びの基本についての文章をCetusが翻訳し、独自に加筆しまとめたものです。

Red Paddleの文章がベースとなっているため、基本的にはインフレータブルボードの選び方に関してとなります。ハードボードは同じ基準で幅やボリューム(体積)を比較することができませんので、ご注意ください。

ボードの性能は寸法などの数値だけで決まるわけではありませんが、長さ・幅・厚み・ボリューム(体積)は、乗り手に合ったボードを選ぶ上での最も重要な要素となります。

体重・経験・技術力に応じて必要な安定性は異なりますが、用途や目的にについての話の前に、まずは大きさについての話から。

長さ

原則と言うか、大雑把な言い方をすれば、長ければスピードが速くなり、短ければ反応が良くなって操作性が高まります

目安として10´6˝より短いボードは軽めの人(と言っても、西洋人基準なので概ね100kg以下のことですが)向き、またはサーフィンに向いています。一般的にオールラウンドボードの長さは10ft〜11ft程度で、この位の長さが最も汎用性が高く、人気もあり、初めてのボードに向いています。

11ftを超すと、オールラウンドよりツーリング用かレース用に分類されるボードが多くなります。Red PaddleのCompact 11´・Sport・Voyagerなどのツーリングボードは、少し経験のある人や、オールラウンドタイプからのステップアップに向いています。

長い方が細かな操作は少し難しくなりますが、スクールなどでオールラウンドボードで経験し、ツーリングをメインにしたいと考えているのなら、最初に購入するボードが絶対にオールラウンドタイプである必要はありません。ツーリングをメインに考えるのなら、11´を超えていても、Compact 11´・Sport・Voyagerは初めて購入するボードとしても大変良い選択になります。

しかし、長い距離を漕ぐツーリングがメインと決まっているのでなければ、10〜11ftのオールラウンドタイプは汎用性が高く、最初のボードして無難な選択です。

レースボードの長さは、通常12´6˝か14´です。この2種類の長さである理由は、レースにはこの長さで規定があるからです。ボードを選ぶ前にどっちのクラスのレースに出場するのか選ぶ必要があります。現行のRed PaddleのラインナップではEliteのレンジがこれに該当します。Eliteは細くて非常に堅く、スピードの速いボードです。

長さの表記について

ボードの長さは、通常フィートとインチ(〇〇´〇˝と表記)、幅や厚みはインチ(〇〇˝)で表記し、多くの場合、例えば「Ride 10´6˝」のように長さがボードの名称の一部にもなっています。
メートル法でなければ長さの見当がつかないじゃないのと思う人もいるかもしれませんが、これが慣例となっていて、逆に幅が76cmなどと言われてもどんなボードなのか想像しにくく、他との比較もしにくくなってしまいます。車や自転車のホイールを〇〇cmと言われても混乱すると思いますが、それと同じです。稀にメートル法で長さや幅を表記しているメーカーもありますが、比較しにくいだけなので、ボードの大きさはフィート・インチで慣れてください。
また、12インチ=1フィート(12進法)なので、10´6˝のボードは11フィートのボードより4インチ(約10cm)短いのではありません。11フィートのボードより6インチ短いボード、約15cm短いボードです。ご注意ください。

ボードの幅は、安定性に最も影響する要素です。基本的には幅の細いボードは安定性に乏しく、広いボードは安定性が高くなります

最初に選ぶボードは、32˝(人によっては30˝)〜34˝程度の幅のボードをお薦めします。

幅が32˝ 未満で10’以下の長さのボードは動きが良い一方、長さが10´以上で幅が32˝ないボードはスピードが速くなります。しかしどちらのタイプも32”幅のボードより安定性は良くありません。

ハードボードの場合は、これより1インチ程少なくして、30˝位を基準に考えらたら良いと思います。

厚み

ボードの厚みはボードの堅さ・浮力・安定性に影響しますが、直進性・回転性などボードの操作性にも大きく影響を及ぼします。厚みが厚ければ堅くなるから良いと単純には行きません。

Red Paddleでは、用途に応じてオールラウンドボードには3.93˝と4.7˝(100〜120mm)、とサーフィン用には3.93˝、ツーリング用には4.7˝と5.9˝(150mm)、レース用・ホワイトウォーター(川)用・ヨガ用などのボードには5.9˝ と3種類の厚みを使い分けています。

さらに、Dragon、Tandem、XL Rideなど多人数用の特殊なボードは、もっと厚い8˝となっています。

なんでも厚みを6˝にして剛性を上げた方が良いのではないかと思われるかもしれませんが、6˝と4˝(3.93˝)のボードとでは、サーフィンをしたときの性能がまるで違ってしまいます
サーフィンには薄い方が絶対的に向いているため、Red PaddleのWhipとRide 9´8˝はどちらも厚みは3.93”に抑え、RSSバテンで堅さを確保しています

ボリューム(体積)

重さ1kgは水1リットルに該当するため、理屈的には80kgなら80Lのボリュームがあれば水面に浮くことにはなります。しかし実際には体重80kgの人にとって80Lのボードは非常に不安定です。この方程式に当てはめても大抵の人はSUPのボードとしてまともに乗ることができません(プローンでパドリングする普通のサーフボードとは全く条件が異なります)。

Red Paddleでは、例えば体重80kgの人に合うオールラウンドボードのボリュームは245Lで、合うオールラウンドボードの長さは10´6˝(Ride 10´6˝)、体重80kgの人に向いた長距離パドリング用のボードは最低258Lのツーリングボード(Sport 11´3˝に相当)と述べています。

しかし、例えば体重80kgの人に合うサーフィン用のハードボードのボリュームは概ね100L〜150L程度です。これではRed Paddleが随分大きめのボードを推奨しているように聞こえてしまいますが、そうではありません。

インフレータブルボードとハードボードとでは乗り心地や性質が異なり、バランスの取り方などにも少し違いがあります。ボリュームについてはインフレータブルボードとハードボードを同じ天秤で比較することはできません

目安として、例えばボリュームが155LあるWhipに実際に乗って感じる安定性は、110L〜135L程度のハードボードに近い感覚です。185LのRide 9´8˝は同様に125L〜150L位、245LのRide 10´6˝が150L〜170L程度のハードボードに近い感覚といったところです。

しかし、一方ハードボードとインフレータブルボードとでは重さにかなりの違いがあります。245LのRide 10´6˝は同クラスと考えられる150Lのハードボードより重量がずっと軽く、操作性もずっと軽快に感じます。Ride 10´6˝は大抵の150Lのハードボードより操作性の軽快なボードです。

よって、「インフレータブルボードの〇〇Lは〇〇Lのハードボードに相当」のように一概に当てはめてしまうこともできません。この比較はあくまで目安としてください。

ボリューム(体積)は立法インチで書かれていることもありますが、これはリッター(Lまたはℓ)で表記されていることの方が多いので、馴染みやすいと思います。

タイプと用途

大きく分けると、オールラウンド、ツーリング用、レース用、サーフィン用、ホワイトウォーター(川)用の5種類に分けられ、この分類にオーバラップするものもありますが、この他にヨガ用、ウインドサーフィン兼用、子供用などもあります。

タイプ別の例

以下にRed Paddle 21年モデルの代表例(これが全種ではありません)で、タイプ別の概要をご紹介します。大きさやアウトラインの違いなどを比較してみてください。

用途と人に合ったものを選ぶ

まずはSUPで何をしたいのか明確化する必要があります。

その次にすることは信頼できる人に相談するのが一番です。しかし、人に相談するのは良いことですが、自分の好みや持論を押し付けてくような人は要注意です。

SNS上のやりとりなどでも、かなり怪しい意見や、勝手な思い込みで書かれている書き込み、完全に間違った見解が書かれているのを目にすることも少なくありません。SNSも注意が必要です。

「商売人は信じられない。」のような思いが根底にあるのか、何故そうなるのか明確な理由はわかりませんが、「店の人より素人の意見の方が信頼できる。」と思っている人もいるようです。しかし、それは大きな勘違いです。

どの販売店もそうだとは思えませんが、大抵の販売店は誰かに押し付けられているわけではなく、自分の知識と経験から商品を選んでいます。情報の情も量も違えば、研究や勉強に費やす時間も違います。

信頼できる人=確かな知識と経験のある販売店に相談してください。

Red Paddle 2022年レンジ

2021年の大きな変更点

2021年には仕様の大きな変更点がいくつかありました。22年の製品説明の前にまずはその説明から。

  • デッキのバンジーコードのデザインがフラットタイプに変更され(全てのモデル)、荷物の積載がしやすくなった。
  • Rideのフィンが3本から2本(固定式)に変更となり、ボードへの取り付けも頑丈な方法に変更された。
  • Voyagerのフィンが「USボックスのシングル+リアランナーフィン」から「USフィンボックスのツインフィン」に変更された。トラッキング性能が向上しながら、従来よりフィンの高さは低くなり、水深の浅いところに有利になった。
  • Sportのテイルがゴムのエッジが付いたスピードテイル仕様となり、水の抜けが良く、スピード性能がアップ。
  • Voyagerのノーズに水を切り裂く画期的なV-ハルを導入。走破性とスピードアップに貢献。
  • タイタンポンプがフルモデルチェンジ。2本のシリンダーが縦配列となり、足がたためてハンドルが外せるようになった。収納に有利になると同時に安定度が増して力を入れやすくなり、ポンピングがより楽になった。
  • RSSバテンの材質が変更され、出し入れがスムースになった。
  • Rideが3PC PADDLEとリーシュがセットになったパッケージ仕様が基本となり、非常にコストパフォーマンスの高い設定となった。

ツインフィン

RideとVoyagerのフィンが2本となったのはCompactからのフィードバックではないかと思います。

実際のところ、Compactは縦方法に半分に折り畳む構造上、ボードの中心にフィンを付けることができません。最初にCompactを目にしたときは「ツインフィンは小さくたたむための苦肉の策?」と思ったものです。ツインフィンと言ったら思い浮かぶのはレトロフィッシュ、と言うより私の世代にはマーク・リチャーズで、ツーリング用のSUPのボードからはかけ離れたイメージです。

しかし、実際にCompactを使用してみると全く違和感がないどころか意外にパフォーマンスが良く、目から鱗が落ちる思いをしたものです。怪我の功名のようでもありますが、案外ツーリング用のSUPにもツインフィンはマッチしているのではと思っていたところ、Compactだけでなく、2021年モデルからRideとVoyagerもツインフィンとなりました。

Voyagerはツインフィンになったことでトラッキングや安定性が高まっています。また、2本に分けることでシングルよりフィンの高さを低く抑えることができるため、浅い水深へ適応範囲が広がっています。川などでより低いソフトフィンなどを装着する場合も、トラッキングや安定性でシングルよりずっと有利に働きます。

ツインフィンになったことのもう一点のメリットして、Rideはトライフィンより畳みやすくなり、バッグ内での収まりも良くなっています。

  • CompactはフィンボックスはFCS規格で、ネジ締めの要らないクリックフィン(ディタッチャブル)です。FCSタイプのフィンと互換性もあります。
  • Voyagerは汎用性の高いUSボックス(ディタッチャブル)です。ベースの幅が合えば様々なフィンを取り付け可能です。
  • Rideのフィンは頑丈で手間要らずの固定式です。20年までとは固定方法が全く変わりました。フィンが剥がれ落ちてしまう(稀にありました)可能性は限りなく0に近い頑丈な取り付け方法に変更されています。

2022年の大きな変更点

大きな変更の多かった21年ですが、22年も更なる改良が加わり、また大きな仕様変更もあります。

そして、ニューモデルも登場しています。

  • フラットタイプになったデッキストラップを留めるDリングが二重になり(RED PADDLEのウェブサイトでは「ツインDリングのようなシステム」と記載)、ストラップの長さの調整と解除がしやすくなった。
  • 収納バッグがフルモデルチェンジし、ATB TRANSFORMER BOARD BAGとなる。
  • Voyager 12´0˝ Compact 12´0˝ 新登場!
  • Voyager 13´2˝ のテイルもSport同様スピードテイル仕様となる(ニューモデルのVoyager 12´0˝ にも採用)。
  • パドルが全てフルモデルチェンジ。

詳細ページ

2022 RED PADDLE価格表

RangeModelメーカー希望小売価格税込価格
RidePackage – 9´8˝ x 30˝ Ride HT¥165,000¥181,500
Package – 10´6˝ x 32˝ Ride HT¥165,000¥181,500
Package10´6˝ x 3 Ride Purple HT¥165,000¥181,500
Package10´8˝ x 3 Ride HT¥165,000¥181,500
Compact9’6″ Compact Package¥220,000¥242,000
11’0″ Compact Package¥230,000¥253,000
NEW 12’0″ Compact Package¥240,000¥264,000
TouringSport 11´0˝ x 30˝¥170,000¥187,000
Sport 11´0˝ x 30˝ Purple¥170,000¥187,000
Sport 11´3˝ x 32˝¥175,000¥192,500
Sport 11´3˝ x 32˝ Purple¥175,000¥192,500
Sport 12´6˝ x 30˝ ¥180,000¥198,000
TouringNEW Voyager 12´0˝ x 28˝ ¥180,000¥198,000
Voyager 12´6˝ x 32˝ ¥185,000¥203,500
Voyager 13´2˝ x 30˝ ¥190,000¥209,000
Tandem¥285,000¥313,500
RaceElite 12´6˝ x 28˝¥200,000¥220,000
Elite 14´0˝ x 27˝¥220,000¥242,000
22´0˝ Dragon¥400,000¥440,000
SpecialistWhip 8´10˝ x 29˝ ¥150,000¥165,000
Snapper 9´4˝ x 27˝ (kids)¥150,000¥165,000
Wild 11´0˝ x 34˝ 11″ x 34″¥180,000¥198,000
10´8˝ x 3 Activ (yoga)¥160,000¥176,000
10.7 Windsurf¥200,000¥220,000
Ride XL 17′ x 60″¥460,000¥506,000
PaddleCompact 5 Piece¥26,000¥28,600
Cruiser Tough Vario ¥17,000¥18,700
Cruiser Tough 3 Piece¥18,000¥19,800
Cruiser Tough Small¥16,000¥17,600
Hybrid¥33,000¥36,300
Hybrid Purple¥33,000¥36,300
Hybrid Tough¥22,000¥24,200
Hybrid Tough Purple¥22,000¥24,200
Prime¥41,000¥45,100
Prime Leverlock¥44,000¥48,400
Prime Purple¥41,000¥45,100
Prime Purple Leverlock¥44,000¥48,400
Prime Tough¥27,000¥29,700
Prime Tough Leverlock¥33,000¥36,300
Prime Tough Purple¥27,000¥29,700
Prime Tough Purple Leverlock¥33,000¥36,300
Ultimate Leverlock Vario¥60,000¥66,000
Ultimate Leverlock 3 Piece¥60,000¥66,000
Ultimate Fixed¥60,000¥66,000
  • 上記価格表のRIDEとCOMPACTはパドルとリーシュの付属するPACKAGE版で、パドルとリーシュも含んだ価格です。
    • RIDE PACKAGE HTにはHybrid Tough Paddle(50%カーボンシャフト・ナイロンブレード3分割アジャスタブル)とコイルリーシュが付属します。
    • COMPAC PACKAGEにはCARBON 5PC PADDLE(カーボンシャフト・ナイロンブレード5分割アジャスタブル)とコイルリーシュが付属します。
  • 全てのボードに収納バッグ・Titan II Pump・サービスキット(リペアキット)・フィン・防水スマートフォンケースが付属します。
  • 表に記載の価格はメーカー希望小売価格です。当店での実際の販売価格はお問い合わせください。
パドルに関して
  • Varioは3分割ではないアジャスタブルです。
  • HybridとPrimeには特に表記がありませんが、全て3分割アジャスタブルです。
  • Hybridは50%カーボン / 50%ファイバーグラスシャフト、Primeは100%カーボンシャフトです。
  • Toughは割れにくいナイロンブレードです。

ボードご購入のご相談と試乗

最後になりますが、実はCetusのカサハラは僭越ながらRED PADDLEのアンバサダーも務めています。しかし、それが理由でRED PADDLEをお薦めしているわけではありません。最も素晴らしいインフレータブルボードと思って使っていたら、向こうからも選んでもらえたという幸運です。インフレータブルボードはRED PADDLEを選びたいので、他のブランドからのお誘いだったら丁重にお断りしていたかもしれません。

RED PADDLEのご購入やご相談はRED PADDLEに精通したCetusへ!

試乗もできます。22年モデルに関しては、Voyager 13´2˝ , Compact 12´0˝ , Ride 10´6˝ のデモボードは常備しています。その他のモデルに関してはご相談ください。試乗をご希望の場合や、その他ご質問はこちらのページからお願いいたします。