TRAK Kayaks

長年フォールディングカヤックに携わってきた実績がカナダのフォールディングカヤックメーカー TRAK Kayaks社に認められ、2026年度からCetusがTRAK 2.0の日本での正式な取扱店となりました!

楳図かずおファンの私の決めポーズはシャカでもサムアップでもピースでもなく、今もグワシです。

また、2026年5月から正式なTRAK Pilot(ambassador)にも就任しています。TRAK Kayaksの日本での代理人のような立場でもありますので、TRAKに関してはなんでもお気軽にご相談ください。


このページはまだ完成していません。徐々に仕上げて行きますが、TRAKに関する情報は当面Blogページ中心で発信しています。

主要な特徴5つ

TRAK 2.0の良いところを挙げたらキリがないほどなのですが、まずは最も大きな特徴5つを挙げておきます。下の各項目をクリック(タップ)してください。

乗って楽しい

カヤックは利便性の高さだけでなく、当然ながら乗っていて楽しいと感じられることがとても重要です。

しかし、本当はもっと好きなリジッドのカヤックがあっても、畳める利便性のために性能面で少々妥協をしてフォールディングカヤックが使用されているケースも少なくないと思います。

しかし、TRAK 2.0は畳めるか否かに関わらず、純粋にパドリングが楽しいと感じるカヤックです。

好みや求めるものは人によって異なるため、万人の好みに合うとまでは言いませんが、TRAK 2.0は畳むために妥協して乗るカヤックではなく、カヤックを分かっている人が乗って楽しいと感じるカヤックです。

私はTRAK 2.0の乗り味や操作性に全く妥協などないどころか、40年に及ぶカヤック経験の中(昔は雑誌でインプレッション記事なども書いていましたので、様々なタイプのカヤックに乗った経験があります)で、最も好みの乗り味・操作性・乗り心地を備えたカヤックだと感じました。
私は色々なところにカヤックを持っていきたいため、フォールディングカヤックであることはもちろん最重要ポイントではあるのですが、このカヤックの販売に踏み切った理由は実はこれまで乗ったカヤックの中で最上級にパドリングが楽しいと感じたカヤックだからです。
組み立て撤収が非常に簡単で楽

出来上がった姿は似て見えても、スキンオンフレームのフォールディングカヤックの組み立て方はメーカーによって大きく異なります。どのタイプが最も優れているということはなく、慣れているタイプが組み立てやすいと感じると思うのですが、どのタイプも力を使う場面があります。

しかし、TRAK 2.0はTRAK Kayaks独自のhydraulic jacks(油圧を利用してフレームの長さを調節するシステム)によって力を使うことなく船体布にテンションをかけることができるため、組み立ての際に大きな力が必要な場面がありません

私はこれまで様々なタイプのフォールディングカヤックを組み立てた経験がありますが、スキンオンフレームのフォールディングカヤックの中で最も組み立てが簡単で楽なことは間違いないと思います。

少し慣れれば(慣れるのも早い)早い人は15分、大抵は30分はかからずに組み立てられるようになります。

また船体布が乾きやすく、船体内の掃除もしやすい作りなので撤収が楽でメンテナンスの手間が少なくなくて済むこともTRAK 2.0の大きな利点です。

組み立て説明のビデオはTRAK公式のものも、ユーザーなどによるものもYouTube上で多数見つかります(英語のものが多いのですが自動で日本語に吹き替えらるものもあります)が、Cetusでも作る予定ではいます。暫しお待ちください。
頑丈な作り

良くも悪くも手作り感が強く感じられるフォールディングカヤックが多い中、TRAK 2.0は最も工業製品的にしっかりした作りのパーツを多用したフォールディングカヤックです。そのため各パーツの精度が高く頑丈にできています。

当然全体的な強度と耐久性の高さも折り紙付きです。

パーツや作りなど細部の説明につきましては、追々このウェブサイトでも日本語での詳しい説明を加えて行こうと思っていますが、現在のところTRAKのウェブサイトでご確認ください。
実用性と安全性が高い

組み立て撤収が楽なことや頑丈な作りであることは実用性の高さと安全性の高さにも大きく影響する要素です。しかし、それだけではありません。

TRAK 2.0にはGear Floatation Bagという浮力体兼荷物収納用のバッグが2個付属(オプションではなく標準装備)します。このバッグは荷物がなければ川用のカヤックなどで使う浮力体と同じ機能を果たしますが、ドライバッグとしても機能します。

そして、船形に合った円錐形をしているため、船体内のスペースを最大限に有効活用することができ、荷物の整理もしやすく非常に合理的なシステムです。

また、シーソックも標準で付属し安全性は二重で確保されていますが、TRAK2.0のコーミングはFRPコンポジットカヤックのようなハードコーミングであるため、外れてしまいにくいのも大きな特徴です。

たまに不快だからシーソックは嫌いだと言う人がいますが、装着した状態で一旦陸上でコックピット内に座り(シーソックの中に入り込み)、シーソックの脇を少し開けて空気を出しながらシーソックを船体内に貼り付けるようにすればシーソックを邪魔に感じることなどなくなります。この工程を少し丁寧にやっておくだけで、パドリング中にシーソックがあることなど忘れるくらい違和感は解消されます。必ず装着してください。それでも多少の違和感を感じたとしても、車のシートベルト程度のことなので、慣れてしまえば何も問題などなくなるはずです。

またハードコーミングの恩恵を受けるのはシーソックだけではありません。当然ながら標準で付属するReed社製の専用のスプレーデッキ(スカート)も外れてしまいにくく大変快適です。

TRAK 2.0には殆どのフォールディングカヤックに備わっているサイドのエアチューブ(エアスポンソン)がありません。これがなくても浮力は確保されているのかと心配される方がいらっしゃいますが、元々のスキンカヤックにはこのエアチューブなどありません。
このエアチューブの一番の役割は最終的に船体布の張りを出すことであり、船体内に水が入ってしまわなければカヤックの浮力自体には関係ありません。そしてまたこのエアチューブは自転車の補助輪のようでもあるので、これの有無は乗り味にも大きく影響を及ぼします。このエアチューブがないことが乗り味を良くしているので、TRAK 2.0にはこれがないことに個人的には大きな魅力を感じています。
そして、ギアフローテーションバッグに荷物を入れてしまったら空気の入っているスペースが減って浮力が足りなくなってしまうのではないかと心配する意見も聞きますが、隔壁のあるリジッドのカヤックの荷室にぎゅうぎゅうに荷物を詰め込んだら同じことです。そしてTRAK 2.0にはさらにシーソックもありますので、ギアフローテーションバッグ以外の全ての空間も空気で満たされていることになるため、荷物を積載したリジッドのカヤックと同じかそれ以上に浮力が確保されていて安全性においてリジッドのカヤックに劣ることなどありません。
汎用性が非常に高い

Hydraulic jacksは組み立てを楽にしているだけでなく、レバーで油圧を調節することにより、ロッカー(船体の前後の反り具合)を変えることができます。

TRAK 2.0はロッカー角度の調節が可能な唯一のカヤックでもあります。

ごく簡単に説明すればロッカーを弱めれば(前後の反りを少なくすれば)直進性が高くなり、ロッカーを強めれば(前後の反りを強くすれば)回転性が良くなるということなのですが、これによって本当にまるで違う性質のカヤックに変身させることが可能です。

海面の状態や風など状況の変化に応じてロッカーを調整すればよりパドリングがしやすくなるというのもありますが、例えば川下りやサーフィンに向いたカヤックと風もない鏡のような湖面をエクササイズ的に気持ちよくパドリングしたい場合に最適なカヤックは全く違います

しかし、ロッカーを強くしておけば非常に運動性能の良いカヤックになるので前者に向き、ロッカーをつけないでおけば後者に向いたカヤックになるわけです。

TRAK 2.0を1艇持っておけば、全く異なるカヤックを2艇持っているのと同じようなことになるわけです。

そう考えるとお買い得とも言えると思います。

価格

価格は税込¥765,000です。

これは当店が設定した日本国内向けの独自の金額ではなく、価格は北米と共通の金額で、TRAK Kayaksの設定した価格です。

カナダ・アメリカで購入しても同じ金額なので、北米で購入して持ち帰っても並行輸入をしても同じか、むしろ高くなってしまう可能性があります。

この金額が高いと感じられる方もいるかもしれませんが、現在はこれが世界基準で、相対的に見ても決して高価ではありません。それどころか、高価なパーツ類を多用し、高品質であること、ロッカー調整によって性質の違うカヤックに変身させられる汎用性の高さなどを考えるとむしろ安く感じるほどです。

もしFeathercraftの生産が続けられていて、以前と同じ体制で現在も日本での販売が継続していたとしたら、殆どの機種がこれより高価になっていて、100万円を超えてしまった機種も多くなっていたと思います。

付属品

主要な付属品をご紹介します。

  • Rolling Travel Bag(ローリングトラベルバッグ)
    • ホイール付きで大変実用性が高く使いやすい収納バッグ。この他にオプションで背負って運ぶためのハーネス:TRAK 2.0-Flexhaul Backpack Harnesもあります。
  • 60L Gear Floatation Dry Bags(ギアフローテーションドライバッグ) x2個
    • 船体内にピッタリ収まるサイズと形状の浮力体兼60Lのドライバッグです。安全性を高める浮力体としての機能と荷物を濡らさないためのドライバッグとしての機能を兼ね備え、高い安全性・使いやすさ・実用性全てを実現し、非常に合理的です。実物を見ないと質感などがわからないと思いますが、大変しっかりした生地でできていて信頼性が高く安心です。この他にもドライバッグ類は40L Expedition Gear Floatation Bags60L Drybag Backpackなどのオプションもあります。
  • Standard Nylon Sea Sock(ナイロンシーソック)
    • シーソックには2つの目的があります。一つ目はカヤックの内部を清潔かつ乾燥した状態に保つことです。二つ目は沈脱した際などに船体内への浸水を最小限に抑えることです。シーソックを装着することで水が入るのはシーソックの中(人が乗る部分)だけにとどめることができ、リジッドカヤックの隔壁と同等かそれ以上の役割を果たします。TRAK 2.0にはギアフローテーションドライバッグも付属するため、安全性が二重に確保されることになりますが、フォールディングカヤックにとってシーソックは特に海では必需品です。シーソックについては主要な特徴5つの項目の実用性と安全性が高いもご参照ください。また、冷水ではReed Chillcheaterが開発したAquatherm素材でできたAquatherm Sea Sockへのアップグレードもお薦めです。
  • Custom Spray Deck(カスタムスプレーデッキ)
    • TRAK 2.0に付属のスプレーデッキ(スプレースカート)は、Reed Chillcheaterと緊密に協力して開発された製品です。Reed ChillcheaterのAquatherm素材でできていて、ナイロンスプレースカートとネオプレンスプレースカートの良いとこ取りのような使い心地で、大変快適な使用感です。そして、ロールトップで密閉できる開口部を備えているため、コーミングからスプレーデッキを取り外すことなく、コックピットに手を伸ばしてロッカーを調整したりスナック類などを取り出したしたりすることができ大変便利にできています。

ローリングトラベルバッグの中身

  • A:船体布
  • B:バウフレーム
  • C1,C2:バウリブフレーム
  • D:スターンフレーム
  • E1,E2:スターンリブフレーム
  • F:ハイドロリックジャック
  • G:ハードコーミング
  • H:シートパン
  • I:ギアフローテーションバッグ
  • J:シーソック
  • K:スプレーデッキ(Reed社製)

試乗

TRAK 2.0に試乗をご希望の方はこちらのページをご覧ください。

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