カヤックを始める前から長いことサーフィンを楽しんできました。
そして、20代半ばを過ぎた頃にパドリングを覚え、主に海を旅するためにカヤックに乗るようになりました。
カヤック屋を始めた頃(1993年)は現在のSUPムーブメントが始まる遥か前でしたが、サーフボードとカヌーやカヤックの良さを併せ持つようなものをずっと模索し続けてきました。
それがSUPだったようです。
SUPのボード
SUPのボードには、普通のサーフボードのように中にフォームの入った固いボード(強いて言うならHard Board)と、空気を入れて膨らますとしっかり固いボードになり、空気を抜けば背負えるサイズに畳むことのできるインフレータブルボードがあります。
また、SUP黎明期は一本でサーフィンもツーリングもこなしていましたが、現在はサーフィン用、レース用、本格ツーリング用、川用、オールラウンドタイプなどにタイプ分けされ、サーフィン用などはロングボード系やショートボード系などさらに細かく分かれています。
ハードボードとインフレータブルボードは各々に利点や特徴、得意分野がありますので、一面だけ見てどちらが優れているなどと優劣をつけるのではなく、各々の良さを活かし、用途と目的に合ったタイプを選ぶことが重要です。
Hard Board
固いボードのことを「強いて言うならHard Board」と書きましたが、台頭してきたインフレータブルボードと区別する上でHard BoardとかSolid Boardなどとも呼ばれるのであって、歴史がずっと古く、基本となっているのはもちろんHard Boardです。
例えば、十分にサーフィンを楽しむことのできるインフレータブルボードもありますが、厚みやレールの形状などを部分部分で細かく変えることができるため、サーフィン用のボードはやはりHard Boardに分があります。
当店イチオシのSUPサーフィン用のボードは、Laird Standupです。
しかし、もちろんLaird Standupだけを扱っているわけではなく、JP、KAZUMA、404、deep、SIC、Tahe Outdoors(旧 BIC Sport)、Starboard、Sawarna、Billfooteなどなど、各種ブランドを扱っていて、オススメも多々あります。
Blogカテゴリーの[SUP]ではSUP全般、[Laird Standup]ではLaird Standupに関する記事の一覧が表示されます。最新情報はそちらをご覧ください。
また、SUP サーフィンについてのページはこちらです。
Inflatable Board
インフレータブルボードは、空気を入れて膨らますとしっかり固いボードになり、空気を抜けば背負えるサイズに畳むことのできるボードです。
しかし、普通の浮き輪やビーチマットのような構造では平らなボード状に作り上げることができません。
高圧の空気を封入することに耐え、固く平らなボード状なものに作り上げることを可能にしたのがドロップステッチという技術です。
使い方や場面によってハードボードの方が有利な場合も少なくありません(でなければ全てのボードがインフレータブルになっているはずです)が、使い方や分野によってはインフレータブルボードの方が向いている場合もあり、ハードボードにはない魅力もあれば、インフレータブルボードでなければできないこともあります。
また技術の進歩により、年々品質も性能も向上している製品が多くなっている反面、そういった一流メーカーの製品と廉価品との性能や品質の差は、一見似て見えても大きな開きができています。
インフレータブルボードの概要、魅力や選ぶ上での注意点など、詳しいことは、Inflatable Boardのページをご覧ください。
当店イチオシで、当然自分も愛用しているインフレータブルボードは、アンバサダーも務めているred paddleです。
red paddleは、他とは一線を画す品質と性能を誇る、紛れもなく最高峰のインフレータブルボードです。
インフレータブルなので、遠隔地へ持って行くのに便利なため、ツーリングに最適なのはもちろんですが、しっかりとサーフィンを楽しめるモデルなどもあり、まさに旅に最高のボードです。
red paddleとインフレータブルボードについてのページはこちらです。
また、Blogカテゴリーの[red paddle Inflatable Board]にred paddleとインフレータブルボードに関する記事の一覧が表示されます。最新情報はそちらをご覧ください。
Paddle
自転車・自動車・オートバイにとってタイヤはなくてはならない物ですが、SUPとパドルの関係はそれとよく似ています。
どんなに高性能な自転車も自動車もオートバイも最終的には全てタイヤの性能次第で、タイヤがお粗末では十分に性能を引き出すことができません。
パドルもそれと全く同様で、パドラー(エンジン)やボード(シャーシやボディー)が良くてもパドルがお粗末では台無しです。
パドルはある意味ボードより重要とも言えます。
また、Blogカテゴリーの[Paddle]にパドルに関する記事の一覧が表示されます。最新情報はそちらをご覧ください。
ボード・パドルのご購入について
当店にはボードやパドルを並べたきれいな店舗はありません(事務所兼倉庫兼作業場のようなところです)。
しかし、通販でボードやパドルを販売しているわけでもでもありません。
ボードや用具を販売していますが、本当に売っているのは経験に基づいたノウハウです。
店舗に人が訪れるのが多いのは土日祝祭日ですが、説明やレクチャーをするのも、ご注文いただいたボードやカヤックやパドルをお引き渡しするのも実際に使う海や湖などのフィールドで、それが多いのも土日祝祭日です。
また、ボードを買ってもらったお客様が海にいることが多いのもやはり土日祝祭日なので、店舗にいたら海で一緒に遊ぶこともできません。
結局、きれいな店舗があってもあまり意味がないということです。
- ボードやパドル選びについては、最初はまずこちらのページ(Contact)からメールでご相談を承ります。
- その後は実際に使う海や湖などでのフィールドで説明やレクチャーをします。
- ご注文いただいたボードやカヤックやパドルは、一緒にツーリングやサーフィンをしながらをお引き渡しいたします。
ウェットスーツやウェアについて
SUPは夏だけのものではありません。むしろウェットスーツの必要な時期の方が色々な意味で適しているとも言えます。
当店がメインに扱っているハイクォリティーなオーダーメイドのウェットスーツブランドは[Sight]です。
もちろんSight ウェットスーツのオーダーも承っています。
Blogカテゴリーの[Wetsuits, Clothing]でウェットスーツやウェアに関しての記事一覧が表示されます。
講習・ツアー
最初は必ずプロの講習を受けていただくことをお薦めします。
当店は、もちろん講習やツアーも開催しています。こちらの[講習・ツアー]のページをご覧ください。
また、記事カテゴリーの[Tour-Class]でツアーの情報などをご案内しています。