5月3日4日に那珂川を下ってきました。途中で一泊するキャンプツーリングです。
川には滅多に行かないのですが、それでも年に1回か2回那珂川には行っていたのにコロナ禍で遠ざかってしまい、久しぶりです。
今回のメンバーはSUP x 3、カヤック x 1、カナディアン x 1の混合編成です。
今回は水量が通常より多めで、水量が多いけど流れの難易度は低く、SUPのフィンをヒットする心配も少なく、大変楽なツーリングでした。
当日は天候に恵まれましたが、雨のおかげで少々茶色く濁ったようなところがありながらも十分な水量があり、蕩々と流れて行きます。
難しくない流れなのにスピードは通常より速く、向かい風でもないため漕がなくても速度が思いの外早く、キャンプ地には「こんなに近かったっけ?」と、楽と言うよりボーッとしている間に着いてしまったような感じでした。
カナディアンカヌーがあるのでキャンプはクルマ並みの贅沢ができます。食材はクーラーに入れてナマモノ主体。ダッジオーブンや焚き火台なども積んで、キャンプブームと変わらないような光景です。
しかし、上の写真の私のCompact 12は、テントや着替えなどの個人装備とポンプもしっかり積んだ状態です。夜はまだ結構冷えるので、それなりに着るものも積んでいますがこの程度です。
食事は共同だったのでカナディアンに積んでもらっているだけで、これに1人の一泊分の食材と調理器具をプラスしても全然余裕です。
たまにはこんな贅沢装備も良いのですが、Compact 12ならコンパクトに荷物をまとめて身軽な旅を楽しめます。
Cetusのキャンプツアーも最初のうちは他と同じように食事を出していましたが、ある時(もう20年以上前になりますが)「誰もオレの作るメシを食いたくてツアーに参加しているわけではないし、自分のカヤックを持っているような人なら食事くらい自分で作れる人が殆ど。と言うより結構それ(料理をしたりキャンプ地に着いたら自分のペースで動くこと)が好きだったりするわけで、こんなことでツアーを評価されたり時間を割くのもバカバカしい。」と思うようになり、シビアなツアーでは「食事は各自」が基本になりました。
しかし、たまにはこうして私も人のために料理をすることがあります。殆ど肉を焼いただけですが、朝は雑炊も作りました。
ずーっと「薪は拾うもの」と認識していたので、薪を購入して焚き火をすることには違和感を感じてしまいます。やはり自分にとっては「拾った薪で調理」が自然です。
それより違和感を感じるのは、写真で見る自分の姿です。昨年辺りから何故か髪の毛がカールしなくなってしまい、ドラゴンボールの登場人物(地球人のレスラー)とは別の人になってしまいました。
終始お気楽ムードで、あまり運動をしたような記憶もなく、ただ流れに身を任せているような状態のままで二日目のゴールに到着してしまいました。
しかし油断は禁物。川下りではこの竹のようになってしまわないように注意が必要です。
あなたは右へ、私は左へ
今回の那珂川で、10数年お付き合いしてきたハイエース(正式にはレジアスエース)君とこんな旅をするのもこれが最後になりそうです。
自分の車ではない(私のクルマは夕日に向かっているキャラバン)けど、新車の時からのお付き合いだったので、名残惜しいと言うか、少し寂しい気持ちです。