RED PADDLE 2024年モデルとセール情報など

Diary

2023年も残すところ一月を切ってしまいました。

今回は、red paddle 2024年モデルの情報と、お買い得情報などをお届けします。

red paddleのニューモデルとモデルチェンジ

red paddleは、フルモデルチェンジではなくとも毎年細かな変更点が加わりますが、完全なニューモデルや大きな変更があったようなもののみご紹介します。

また既にred paddleのウェブサイトは2024年版に刷新されていますので、ちらもご覧ください。

10’2″ RIDE

今年私が最も多用していた10’0″ RIDEが僅か1年でドロップし、2024年は形はほぼ10’0″ RIDEのままで全長が5cm長くなった10’2″ RIDEが登場します。

10’0″ RIDEは、幅が29″とインフレータブルボードとしては狭め(レースボードは除き)で、厚みは4″と薄いのですがRSSバテンが入り、しっかりとした剛性のあるボードです。

厚みが薄く、剛性が高く、最もオーソドックスな10’6″ RIDEなどより絞られたテールデザインにより、ツーリングだけでなく、サーフィンにも適したインフレータブルボードです。

同じRIDEのラインではありますが、初めての人にも向いた万人向けの10’6″や10’8″のRIDEとは一見似ているように見えても毛色の異なるモデルで、中級以上の人にとってのデイツーリングからサーフィンまで万能に使えるマルチパーパスなボードといった感じです。

10’2″ RIDEにはまだ乗っていませんが、10’0″ RIDEより長さが5cm長くなったことで浮力が若干上がり、スピードも若干上がっているのではないかと思います。

今回10’0″ RIDEを5cm長くした理由は不明ですが、勝手な憶測では、体格の大きな欧米人達から「あと2インチ長ければ良いのに」とでもいった意見が多かったからなのかなあと想像しています。

しかし、私の個人的な希望としては、5cm長くするより、同じ形のままCOMPACTバージョンにしてしまうか、9’8″ RIDE(厚み4″でRSSバテン入り)をCOMPACTバージョンにして復活させてくれた方が良かったのにというのが、正直な気持ちです。

SPORTとELITE

12’6″ SPORTがドロップし、2024年は12’6″ SPORT+と14’0″ SPORT+が登場します。

これまでの12’6″ SPORT とニューモデルの12’6″ SPORT+は、長さも幅もシルエットも基本的に変わりないのですが、一番の違いは厚みが5.9″から4.7″へ薄くなったことです。

厚みが薄い方が風の影響を受けにくく、動きもより軽快になります。

これによって厚みが5.9″で幅が32″の12’6″ VOYAGERとの違い、厚みが4.7″で幅が32″の12’0″ COMPACTとの違いがより明確化されると思います。

因みに、RSSバテンが入るので、厚みが薄くなっても剛性に関して問題はないと思います。

また、ニューモデルとして14’0″ SPORT+が登場しますが、14’0″ SPORT+は幅が28″(厚みは5.9″でツーリングボードとしては細めです。

そして、レースボードのELITEは12’6″の幅が25″、14’0″の幅が27″から26″へと、24年モデルは幅がより細くなります。

12’6″ SPORT+と14’0″ SPORT+も十分レースに使えるスペックです。

ELITEが細くなったことによって、12’6″ と14’0″のSPORTとの特徴の違いが大きくなり、レースに使えるボードのバリエーションが増えたような感じでもあります。

8’10” COMPACT

8’10” COMPACTは2022年まであった8’10” WHIPのCOMPACTバージョンです。

8’10” COMPACTは23年モデルのラインナップには入っていましたが、日本では未発売でした。

そして、2024年のNEW STYLEとなっています。

8’10” WHIPは単にサイズの小さなインフレータブルボードではなく、完全にSUPサーフィン用に特化した数少ないインフレータブルボードの一つでしたが、8’10” COMPACTはその後継機です。

COMPACTバージョンとなって、より小さく畳めるようになり、より軽くなったことは、交通手段を選ばず何処へでも持って行くことのできるSUPサーフィン用のボードとして最高にマッチしています。

しかし、持ち運びに関して唯一無二的に優れたSUPサーフィン用ボードとなりましたが、弱点が一つあります。価格が高額なことです。

COMPACTラインは、全てのモデルが同じ5分割パドルとコイルリーシュの付属するPACKAGEとなっていますが、サーフィン用ならボードのバッグに収まらなくても良いからパドルに拘りたいと思う人が多いのではと思います。

しかし、付属するパドルはあらゆるシチュエーションでのツーリングに便利なナイロンブレードの5分割パドルです。ツーリング用としては性能的に悪くないのですが、5分割にすることによって重量が増してしまい。残念ながら、サーフィン用のパドルとして考えると取り回しが良くありません。

また、このパドルにはもう一つ弱点があります。長さはアジャスタブルですが、5分割なためアジャストできる範囲が狭く、5本全部繋ぐと最短にしてもサーフィン用には長過ぎ、1本抜いて4本継で最長にしても短過ぎてしまうと感じる人が結構いそうなことです。

付属するリーシュも通常サーフィンでは使用しない(推奨されない)コイルリーシュです。

はっきり言ってサーフィン用の8’10” COMPACTにはどちらもちょっとチグハグな組み合わせとなっています。

8’10″に限ってはPACKAGEにせず、その分価格を下げた方が良かったのではと個人的には思ってしまいます。

価格表とお買い得情報

下の表中の赤色フォントは、2024年モデルの税別メーカー希望小売価格で、右隣の黒色フォントが2024年モデルの税込メーカー希望小売価格です。

22年モデルは12月8日時点で在庫の残っているもののみ価格を表示しています。

価格のセルが黄色く塗られた商品は、旧モデル(2022年と2023年モデル)で在庫のある(12月8日時点で)商品です。残り僅かなものもあり、また在庫は常に変動しますので、お問合せいただいた時には完売している場合もあります。

red paddleのウェブサイトは、対象国で日本を選ぶと日本円の価格が表示されますが、これは機械的に換算しただけの価格ですので、実際の価格とは異なります。ご注意ください。

在庫のあるお買い得な旧モデルに関して

黄色のセルの金額(税込メーカー希望小売価格)は値上がり前の価格なので、2024年モデルよりかなりリーズナブルな価格ですが、ここからさらに値引きした大変お買い得なセール価格となります

旧モデルは在庫限りとなります。

特にお薦めのモデル

セール品の中でも特にお薦めなのが22年のCOMPACTのラインです。

COMPACTは値上がり幅が大きいので、22年モデルの在庫の残っているうちにお買い求めいただくことを強くお薦めします(正直に言ってしまうと、高い方を買ってもらった方が小売店の立場としては良いのですが…)。

ニューモデルだったこともあり、2023年に私が最も多用したボードは10’0″ RIDEでしたが、21年の秋からコンポジットのボードも含めて私が最も使用する機会の多かったボードは、12’0″ COMPACTです。本当に使いやすくて便利なボードです。

COMPACTラインはred paddleの中でも価格が高めというか、巷に出回る廉価品のインフレータブルボードと比較したら目玉が飛び出るような価格なのかもしれませんが、安物と比較して価格が5倍高かったとしても、10倍以上の魅力があると思います。

完売してしまう前に、早く決断した方が良いと思います。

2024年のお薦めのカレンダー

翌年のカレンダーやスケジュール帳などを準備する時期ですが、お薦めのカレンダーをご紹介します。

海旅仲間で何かとお世話にもなっている伊東孝志氏がイラストと文字を描いた、「STOVE ART社の2024年カレンダー」です。

イラストはA4横向きサイズ(開くとカレンダー部分と合わせてA3サイズ)で、全て伊東孝志氏が描いた部屋にいながらアウトドアの心地よさを感じられるカレンダーです。

文字部分も伊東孝志氏が毎年自分用に手書きで作っていたスケジュール帳がベースになっていますので、文字も全て手書きで味があります。

しかし、アート作品のカレンダーは、肝心な文字がオマケのように小さくて実用性が低かったり、文字までアーティスティックになり過ぎて見にくかったり、逆に写真や絵に対して活字の文字が固くて全体のバランスがチグハグになっていたりするようなことも少なくありませんが、実際に月間スケジュール帳として使ってきたものがベースになっているため、味があるだけでなく、書き込めるスペースも大きく見やすく、実用性が高いものとなっています。

普通に壁に掛けて使うのももちろん良いのですが、畳めばA4サイズなので、書類やラップトップPCと一緒に持ち歩く月間スケジュール帳として使うのも良いと思います。

人前で片面が目一杯イラストのスケジュール表を出したら、そこから話が弾むなんてこともあるかもしれません。

こちら↓からご購入いただけます。

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