本当に久しぶりにリジットのカヤック

Diary

自分が販売したWaterfieldの不知火が、20年以上ぶりだと思うのですが私の許に戻ってきました。

海から遠いところに近々引っ越されてしまう予定で、もう年齢的にも遠くまでカヤックを積んで出かけるのも億劫だから、寂しいけれど愛艇を処分されたいという方からご相談を受け、そのカヤックを引き取ることにしたのです。

Cetusはほぼフォールディングカヤック専門のカヤック屋になってしまい、実はこういったコックピットのあるリジットのシーカヤック(世間一般ではシットオントップカヤックのことを「シーカヤック」と呼んでいる妙な風潮のある昨今ですが)は全て手放してしまい、現在1艇も手許に残っていませんでした。

そして、このカヤックも、当初は大事に乗っていただける方にお譲りする予定でした。

しかし、試しにコックピットに収まってみると妙にしっくりきて、何故かまたこういうカヤックにも乗りたくなってしまいました。原点回帰でしょうか?

実は人生初のマイシーカヤックも、メーカーは違いますが黄色デッキ・白ボトム・継ぎ目青でした。

カヤックを釣りの道具として使うのも良いとは思うのですが、純粋にツーリングを楽しむ人がまたもっと増えてくれたらなどと思っていた今日この頃、なんだか運命的なようでもあり、自分が乗れと言われているような気もして、一日悩んだ結果、このカヤックは自分が使わせていただくことにしました

これから古くなったベルトやバックル類なども交換し、艤装に若干手も加え、このカヤックは手放さずに使用不能になるまで(自分の方が先に使用不能になりそうですが)乗ろうと思います。あまり物に執着心のない方ですが、なんだか妙に楽しみな気分にもなっています。

ところで、私はSUPのツーリングボードに道具を積み込んでキャンプツーリングもします。開放的で体が自由なのはSUPの大きな魅力です。

しかし、水上のケンタウロスになった気分になれるのは、コックピットに収まるカヤックならではです。シットオントップカヤックやSUPではこの気分は味わえません。

また、Cetusはフォールディングカヤック専門と謳い、次第にリジットのカヤックの扱い量も減っていきましたが、当店オリジナルのDelphina以外にも、昔からCetusではWaterfieldのカヤックも扱って(少なくとも20年以上前から扱っているからこのカヤックがある訳ですが)きました。

近頃は屋根にカヤックを積めないような車も多くなっていますが、Waterfieldには3分割や5分割にできるカヤックもありますので、大抵の車で運ぶことができ、保管場所の問題でリジットのカヤックを諦める必要もありません。

飛行機や宅配便で運んだり、背負って運ぶのでなければ、手入れの手間と場所もフォールディングカヤックより少なくて済むFRPコンポジットの3分割や5分割カヤックの方がむしろマンション住まいの方などには向いているとも考えられます。

Waterfieldのカヤックは受注生産です。是非WaterfieldのカヤックについてもCetusにご相談ください。

愛車の大改装中

水とは直接関係のない話ですが、現在車の内装を大改装中です。

実は、DRIMOという車中泊やキャンピングカーの情報サイトで拙文を書かせてもらっているのですが、この大改装の様子が現在第三弾まで記事になっています。

水とは直接関係のない話とは言え、もちろんウォータースポーツを楽しむ旅のベースとして使いやすくするための改装です。宜しければご覧になってください。

また、DRIMOではブラウザーのサイトではなく、最近アプリ版(もちろん無料)も立ち上げました。会員登録していただけると、投稿もできるアプリです。是非アプリをご利用いただき、皆様の情報も投稿していただけたらと思います。

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コメント

  1. […] 以前このBlog記事に書いたWaterfieldの不知火(Shiranui)。 […]

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