マリンスポーツ用品は当然ながら春に商品が揃っていることが望ましいわけで、輸入元もそんな計画でメーカーへ発注を出してます。
しかし、コロナ禍以降、昨年も今年も海外から予定通りに商品が入荷しないことが普通になっている感じです。
このボードも春に入荷の予定でしたが、私の中でもJPと言えば松本人志のモノマネをする人を思い浮かべるようになってしまった頃になってようやく入荷しました。
このボードが入荷したおかげで、現在はJPと言ったら「オーストラリアの有名なウィンドサーファー」へと、私の認識も戻りましたが、このままもし入荷しなかったら危ういところでした。
長さは9´6˝、幅は28˝、厚み4˝で、ボリュームはそんなにあるようにも見えないけど130Lあるので、結構浮力もあります。
個人的には、9´6˝という長さは普通のプローンのサーフボードで気に入っていた長さなので、親しみを感じます(これは自分のボードではないけど)。
昨年試乗していますが、大変良い感触でした。見た目通りロングボードらしいグライド感のあるライディングが気持ちの良いボードですが、シュッとしたデザインでVの入ったテイルで操作性も良く、鈍臭い感じなどありません。
ロングボードスタイルは、初心者用の重量も動きも重いボードとゴッチャになってしまいやすくもありますが、これはその手のボードではありません。ハイパフォーマンスなロングボードです。
そして、作りが良いと言うか質感が良いと言うか、仕上がり大変美しい綺麗なボードです。
個人的にこのタイプのボードが好きなこともあります(似て見えても乗ってみるともう一つしっくりこないボードもありますが)が、これはかなりオススメです。
メーカー希望小売価格は税込225,500円。
入荷が遅かったため、まだ在庫もあるようですが、入荷が遅れたのはJPだけではなく、まだ入荷していないようなブランドもあるので、うかうかしていると品切れになってしまいそうです。